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Bob Marley and the Wailers: Legend (1984/1972–1983)

概説

『レジェンド(Legend)』は、ボブ・マーリー(guitar, lead vocals)を中心とするジャマイカのレゲエ・バンド、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley and the Wailers)(1963–1981年)のシングル曲を収録したコンピレーション・アルバムである。1972–1983年に録音された楽曲を収録している。

解説

本アルバムは1984年にアイランド・レコードから発売され、全英アルバムチャートで1位、全米ビルボード200で5位を記録した。

本アルバムは、アメリカ合衆国で1,200万枚以上、イギリスで330万枚以上、全世界で2,800万枚以上の売り上げを記録し、レゲエのアルバムとしては史上空前のベストセラーとなった。

スタッカート奏法のギターによるオフビートのリズム、イコライズされて低音が強調されたベース、遅いテンポ、ポップなヴォーカル・メロディー、ラスタファリ運動に影響を受けたスピリチュアルで政治的な歌詞が特徴の、ウェイラーズによるルーツ・レゲエの名曲がまとめて聴ける。

レゲエを聴き始める際の入門編またはファースト・チョイスとしておすすめの一枚である。

オリジナルのザ・ウェイラーズ(The Wailers)時代(1963–1974年)の3曲、「Stir It Up」、「I Shot the Sheriff」、「Get Up, Stand Up」と全英トップ40ヒット10曲、「No Woman, No Cry」(8位)、「Exodus」(14位)、「Waiting in Vain」(27位)、「Jamming」/「Punky Reggae Party」(9位)、「One Love/People Get Ready」(5位)、「Is This Love」(9位)、「Satisfy My Soul」(21位)、「Could You Be Loved」(5位)、「Three Little Birds」(17位)、「Buffalo Soldier」(4位)を収録。

オリジナルのLPは14曲収録。2002年のリマスター版はボーナス・トラック2曲を追加収録。

Bob Marley – Is This Love (Official Music Video)