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ヴァレーズ: アメリカ / アルカナ / デゼール(砂漠) / イオニザシオン(電離)(Boulez, 1995, 1996)

フランス生まれでアメリカに帰化した現代音楽の作曲家、エドガー・ヴァレーズの4作品を収録したアルバム。ピエール・ブーレーズ指揮による再録音。演奏はシカゴ交響楽団。1995–1996年に録音。2001年にドイツ・グラモフォンから発売された。

『アメリカ』(1918–1921年。1927年改訂)は、パトカーのサイレンを含む、11人の奏者による打楽器群を追加した大規模なオーケストラのための管弦楽曲。ストラヴィンスキーの『春の祭典』(1913年)に似た原始的なダイナミズムと不協和音、複雑なポリフォニーが特徴で、ニューヨークのような大都会の喧騒と騒音を連想させる。

『アルカナ』(1925–1927年)は、40人の打楽器奏者を含む総勢120人の大規模なオーケストラのための交響詩。古典派音楽のモティーフと斬新な音響を組み合わせた、「組織された音響」(エドガー・ヴァレーズ)としての統一感を持つ作品。

『デゼール(砂漠)』(1950–1954年)は、14管(金管と木管)と5つの打楽器、ピアノと2トラックの電子テープのアンサンブルのための曲。

『イオニザシオン(電離)』(1929–1931年)は、イタリア未来派のルイージ・ルッソロとフィリッポ・トンマーゾ・マリネッティの影響下で作曲された、13人の打楽器奏者のためのパーカッション・アンサンブル曲。チャイム、ピアノ、ベル、2つの(高音と低音の)消防車用のサイレンを含む37の打楽器で演奏される。 西洋音楽史上初の、パーカッション・アンサンブルのみのために作曲されたコンサートホール用の楽曲。

Varèse: Amériques