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Battles: Mirrored (2007)

『ミラード(Mirrored)』は、2002年にニューヨーク市で元ドン・キャバレロ(Don Caballero)/ストーム・アンド・ストレス(Storm & Stress)のイアン・ウィリアムス(guitar, keyboards)、元リンクス(Lynx)のデイヴィッド・コノプカ(bass, guitar, effects)、元ヘルメット(Helmet)のジョン・ステイナー(drums)、アンソニー・ブラクストンの息子のタイヨンダイ・ブラクストン(guitar, keyboards, vocals)によって結成されたアメリカ合衆国のエクスペリメンタル・ロックバンド、バトルス(Battles)の1作目のフルアルバム。2007年にワープ・レコーズから発売された。

1980年代後半以降のポスト・ハードコアやマスロック等のUSインディーロックを源流とするインストゥルメンタル・ロック。

ジョン・ステイナーの強力なドラムその他の生楽器と電子楽器による、ループを多用したミニマルな音楽。変拍子やアフロビート、ポリリズムを含んでいる。

荒々しい肉体性と数学的な構築性を併せ持った実験的な音楽だが、カラフルで万華鏡のような音色のポップでユーモラスな音楽でもある。

シングル曲、「Atlas」、「Tonto」収録。「Atlas」はシャッフル・ビート(ブギー)の反復リズムを用いた有名曲。

Battles – Atlas