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勇者王ガオガイガー(1997年-1998年)

『勇者王ガオガイガー』は、サンライズ、名古屋テレビ、東急エージェンシーが1990年-1998年に製作したロボットアニメシリーズ、勇者シリーズの第8作かつ最終作として制作された日本のTVアニメシリーズ。1997年-1998年にTV放映された。

勇者シリーズは当初は、アメリカの玩具メーカー、ハズブロとともに『トランスフォーマー』シリーズを手がけていた玩具メーカーのタカラと、『ガンダム』その他の「リアルロボット」系のアニメシリーズで知られるアニメ制作会社のサンライズによって、低年齢の子供向けの玩具とアニメのフランチャイズとして開始されたシリーズであったため、変形合体する人型ロボットの設定を『トランスフォーマー』シリーズから受け継いでいる。

勇者シリーズは、1990年代の日本における1970年代の「スーパーロボット」系アニメの要素の再導入において重要な役割を担った。

『勇者王ガオガイガー』は、勇者シリーズの基本コンセプトを踏襲しつつ、SF的な設定や緻密なメカ描写、シリアスなドラマ性を導入し、「リアルロボット」系アニメの要素とヒロイックで熱情的な「スーパーロボット」系アニメのストーリー展開を融合させた、勇者シリーズの中では異色の作品だが、コアなアニメファンを含む幅広い層の人々の間で人気を獲得した。

物語は2人の主人公である天海護(あまみまもる)と獅子王凱(ししおうがい)を中心に展開する。

1997年の冬の日、天海夫妻の目の前に謎のメカライオン、ギャレオンが飛来し、夫妻に1人の赤子を託して飛び去って行った。

2003年、高校生宇宙飛行士の獅子王凱が乗るスペースシャトルが機界生命体ゾンダー(知的生命体とゾンダーメタルの融合体)の宇宙船と衝突する。瀕死の重傷を負った凱はギャレオンに助け出され、凱の父の獅子王麗雄(ししおうれお)は凱をサイボーグとして蘇生させる。

それから2年後の2005年、ゾンダーが地球侵攻を開始する。ゾンダーは地球人をゾンダーメタルと融合させて巨大なゾンダーロボに変え、東京を攻撃させる。

対ゾンダー防衛組織GGG(ガッツィー・ジオイド・ガード/Gutsy Geoid Guard、通称スリーG)の機動部隊隊長の獅子王凱は、ギャレオンとその他のマシンと融合して巨大ロボット(重機動スーパーメカノイド)・ガオガイガーとなり、敵を破壊する。

敵の核を破壊しようとしたガオガイガーの前に、羽を持った緑の髪の少年が現れ、核を「浄解」することによって元の人間へと戻す。その少年は、天海夫妻によって育てられた赤子、天海護が成長した姿だった。

護は特別隊員としてGGGに加わり、GGGは地球防衛のための戦いを続けてゆく。

本作は全49話からなり、全体が3つのパートに分かれている。「ゾンダー編」(第1話-第30話)ではGGGとゾンダーの戦いを、「機界原種編」(第31話-第47話)では新生GGG(ガッツィー・ギャラクシー・ガード/Gutsy Galaxy Guard)と新たなる敵「機界31原種」の戦いを、それぞれ描いている。最後の「機界新種編」(第48話-第49話)は終章。

監督は米たにヨシトモ。アニメーション制作はサンライズ。

本作のメインスタッフが制作したTVアニメシリーズ『ベターマン』(1999年)は、本作と世界設定を共有している。

OVAシリーズ『勇者王ガオガイガーFINAL』(2000年-2003年)は、本作の続編である。

EP.1 勇者王ガオガイガー/KING OF THE BRAVES GAOGAIGAR【サンライズ公式】