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Janet Jackson: Janet Jackson’s Rhythm Nation 1814 (1989)

概説

『ジャネット・ジャクソンズ・リズム・ネイション1814(Janet Jackson’s Rhythm Nation 1814)』は、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)を含むジャクソン・ファミリーの末子として生まれ、1980年代後半以降にソロ・アーティストとして商業的な成功を収めたアメリカ合衆国のシンガーソングライター、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)の4作目のスタジオ録音アルバムである。

解説

本アルバムは1988–1989年に録音され、1989年にA&Mレコーズから発売された。

前作『コントロール(Control)』(1986年)と同じく、プロデューサー・チームのジミー・ジャム(Jimmy Jam)とテリー・ルイス(Terry Lewis)との共同制作である。

本作は、主にサンプラー(E-mu SP-1200)とドラムマシンを多用したダンスポップ曲とストリングス入りのバラードからなる、コンテンポラリーR&B/ニュージャックスウィングの傑作である。

人種差別や貧困、薬物乱用などの社会的なテーマを扱ったコンセプト・アルバムとして制作されている。

本作は全米ビルボード200で1位、全英アルバムチャートで4位となり、全世界で1,200万枚の売り上げを記録する大ヒット作となった。

全米ビルボードホット100のトップ5ヒット7曲、「Miss You Much」(1位)、「Rhythm Nation」(2位)、「Escapade」(1位)、「Alright」(4位)、「Come Back to Me」(2位)、「Black Cat」(1位)、「Love Will Never Do (Without You)」(1位)収録。

「Black Cat」はヘヴィメタル風の曲。

「The Knowledge」はインダストリアル・ミュージック風の曲。

Janet Jackson – Rhythm Nation