言語切替

ベリオ: ノウンズ; アレルヤII; 2台のピアノのための協奏曲(Berio / Boulez / Ballista / Canino, 1974, 1975)

概説

『ベリオ: ノウンズ; アレルヤII; 2台のピアノのための協奏曲』は、イタリアの現代音楽の作曲家、ルチアーノ・ベリオが自作の管弦楽曲を指揮した自作自演集である。

本アルバムは1976年にRCAから発売された。

ノウンズ(1954年)

「ノウンズ」(1954年)はW・H・オーデンの詩を題材にしたトータル・セリエリズムによる抒情的な小品である。ベリオ指揮、ロンドン交響楽団演奏。

アレルヤII(1958年)

「アレルヤII」(1958年)はトータル・セリエリズムによる複雑で混沌とした曲で、分離して配置され2人の指揮者によって指揮される5つの楽器群が観客を取り囲む。指揮はベリオとピエール・ブーレーズ、BBC交響楽団演奏。

2台のピアノのための協奏曲(1973年)

「2台のピアノのための協奏曲」(1973年)は12音技法、トータル・セリエリズム、偶然性の音楽、クラスターなどの技法を含む曲である。ベリオ指揮、ロンドン交響楽団演奏。ピアノ演奏はアントニオ・バリスタとブルーノ・カニーノ。

Berio/Nones, Allelujah ll, Concerto for Two Pianos (Berio/Boulez/Ballista/Canino, 1974/1975)
Berio: Nones / Allelujah ll / Concerto for Two Pianos (Berio/Boulez/Ballista/Canino, 1974/1975)
Luciano Berio – Allelujah II (1/2)