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ツェムリンスキー: 抒情交響曲(Maazel, 1981)

概説

『抒情交響曲、ラビンドラナート・タゴールの詩による、ソプラノ、バリトン独唱と管弦楽のための7つの歌(Lyrische Symphonie in sieben Gesängen nach Gedichten von Rabrindranath Tagore für Orchester, eine Sopran- und eine Baritonstimme)』作品18は、グスタフ・マーラーとアルノルト・シェーンベルクの影響下で後期ロマン派と新ウィーン楽派の橋渡し的な役割を担ったオーストリアの作曲家・指揮者、アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキーが1922年から1923年にかけて作曲した、連作歌曲風の声楽付き交響曲である。

解説

演奏はユリア・ヴァラディ(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロリン・マゼール(指揮)。

本アルバムは1981年にデジタル録音され、1982年にドイツ・グラモフォンから発売された。

7つの楽章からなり、ソプラノ歌手とバリトン歌手が楽章ごとに交互に歌う。

歌われるテクストは、ベンガルの詩人・思想家・作曲家、ラビンドラナート・タゴールの英語の散文詩『園丁』(1915年)のドイツ語訳から採られている。

無調や表現主義の要素を含む官能的で頽廃的な曲で、マーラーの『大地の歌』(1908年)とシェーンベルクの『グレの歌』(1900–1911年)からの影響を示している。

カラフルなオーケストレーションと、弦とトロンボーンのグリッサンドの効果的な使用が特徴である。

アルバン・ベルクはこの曲の第3楽章を『抒情組曲』(1925–1926年)の第4楽章で引用した。

リッカルド・シャイー(1993年)やジュゼッペ・シノーポリ(1995年)のロマンティックな解釈と比較すると、マゼールの解釈はよりモダンで新ウィーン楽派寄りである。

Zemlinsky: Lyrische Symphonie, Op. 18 – 6. Sehr mäßige Viertel (Andante) "Vollende denn das…