『アントゥルー(Untrue)』は、南ロンドン出身のイギリスのエレクトロニック・ミュージシャン、プロデューサー、ベリアル(Burial)(ウィリアム・ビヴァン)の2作目のスタジオ録音アルバム。2006–2007年に録音。2007年にHyperdubから発売された。
デジタルオーディオ編集ソフト、Sound Forge(サウンドフォージ)を使用して制作されたエレクトロニック・ミュージック。ガラージ、2ステップ、ジャングル、ハードコア等のイギリスのダンス・ミュージックの流れを汲むダブステップ/アンビエント・テクノの傑作。
R&Bの楽曲からサンプリングしたヴォーカルをピッチシフト、タイムストレッチで加工した声が特徴。
ディストピア的な未来の世界における寂寥感のようなものを喚起する、独特の雰囲気を湛えた音風景。
シングル曲、「Archangel」、「Ghost Hardware」収録。
イギリスの音楽ジャーナリスト、サイモン・レイノルズは2017年にアメリカのオンライン音楽雑誌、ピッチフォークにて本作を「今のところ、今世紀で最も重要なエレクトロニック・アルバム」と評した。
