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Kneebody: Anti-Hero (2017)

概説

『アンタイ・ヒーロー(Anti-Hero)』は、2001年にカリフォルニア州サンタモニカで結成された、ジャズを基調としてファンク、ヒップホップ、ロック、電子音楽を導入した器楽アンサンブルによるハイブリッドな音楽で知られるアメリカ合衆国のバンド、ニーボディ(Kneebody)の9作目のスタジオ録音アルバムである。

制作の背景

ニーボディはジャズ・サックス奏者のベン・ウェンデル(tenor saxophone, effects)が中心となり、ネイト・ウッド(drums)、シェイン・エンズリー(trumpet, effects)、アダム・ベンジャミン(electric piano, piano, synth)、カーヴェー・ラステガー(bass, guitar)を加えて2001年に結成。2009年のテオ・ブレックマン(Theo Bleckmann)との共作アルバム『トゥウェルヴ・ソングス・バイ・チャールズ・アイヴズ(Twelve Songs by Charles Ives)』は第52回グラミー賞で最優秀クラシカル・クロスオーヴァー・アルバム賞にノミネートされ、2013年にコンコード・レコードから発売されたアルバム『ザ・ライン(The Line)』でメジャー・デビューを果たしている。

解説

アルバム『アンタイ・ヒーロー』は、エレクトロニック・ミュージシャン/レコード・プロデューサーのデイデラス(Daedelus)との共作アルバム『ニーデラス(Kneedelus)』(2015年)に続いて2015–2016年に録音され、2017年にMotéma Musicから発売された。

ジャズの即興演奏と1970年代のフュージョン/ジャズ・ロック、トータス(Tortoise)のような1990年代以降のポストロック、電子音楽を混合したようなジャンル横断的な音楽である。ファズトーン・ベースやエレクトリックピアノ(フェンダー・ローズ)のディストーションなどのエフェクトの多用と、エレクトロニカ/アンビエント風の音色が特徴である。

「Drum Battle」はアルバム『ニーデラス』に収録の同名曲の別ヴァージョン。

「Austin Peralta」は2012年に亡くなったジャズ・ピアニスト/作曲家のオースティン・ペラルタ(Austin Peralta)に捧げた曲。

Kneebody – Uprising