『ネフェルティティ(Nefertiti)』は、アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、トランペット奏者のマイルス・デイヴィス(trumpet)がウェイン・ショーター(tenor saxophone)、ハービー・ハンコック(piano)、ロン・カーター(double bass)、トニー・ウィリアムス(drums)と組んだ第2期黄金クインテットによる第4作目のアルバムである。
1967年に録音され、1968年にコロムビア・レコードから発売された。
マイルス・デイヴィスのキャリア中、アコースティック楽器のみで演奏された録音としては最後のものである。芸術的で印象主義的なポストバップ/モーダル・ジャズの傑作である。
タイトル曲「Nefertiti」は、フロントラインとリズムセクションの伝統的な役割を逆転させて、ホーンセクションがソロなしでメロディーを何度も繰り返し、リズムセクションがその下で即興演奏をする実験的な録音。
リマスター版CDは別テイク4曲を追加収録。