『ブラック・レディオ(Black Radio)』は、1978年生まれ、テキサス州ヒューストン出身のアメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト、作曲家、プロデューサーのロバート・グラスパー(Robert Glasper)の5作目のスタジオ録音アルバムである。
2012年にブルーノート・レーベルから発売された。
ヒップホップをベースにしたエレクトリック・クヮルテット、ロバート・グラスパー・エクスペリメント(Robert Glasper Experiment)による録音。
ヒップホップ、コンテンポラリーR&B、ネオ・ソウル、オルタナティヴ・ロックの要素を取り入れたクロスオーヴァー・ジャズの傑作。ナチュラルで洗練されたサウンド・プロダクション。
参加ミュージシャンは、ネオ・ソウル歌手のエリカ・バドゥ(Erykah Badu)、R&B歌手のレイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)、R&B/ジャズ・ヴォーカリストのビラル(Bilal)、ラッパーのルーペ・フィアスコ(Lupe Fiasco)、R&B歌手のレディシ(Ledisi)他。
シャーデー(Sade)の「Cherish the Day」、デイヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「Letter to Hermione」、ニルヴァーナ(Nirvana)の「Smells Like Teen Spirit」のカヴァー収録。
本アルバムは第55回グラミー賞で最優秀R&Bアルバム賞を受賞した。